100のお題場
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明るくなって見てみれば、魔王の玉座の後ろには、まだ小さな部屋がありました。けれど、仲間の商人が期待したような宝物は、何もありませんでした。この城の台所でさえ、もっと煌びやかだと思うような、とても簡素な空間です。椅子と机が1組と、仮眠くらいはできそうな質素なベッド。
その奥に、勇者は一輪の花が咲いているのを見つけました。魔王の支配する世界で、この植物が根付き花を付けるなど、非常に珍しいことです。 けれど、この世界の上にある、陽光射す大地に育った勇者には、ただの野の花にしか映りません。彼もまた、これが誰かの宝物だとは、思いもしなかったのです。
そうして、いつの日かこの世界でも、野に花があふれるのです。 08/27/2003
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その剣だけが、魔王の絶対の護りを打ち消す事が できるのです。だからこそ、代々の魔王が何より も大事にし、居城の奥へと隠していたものでした。
しかし51代目の魔王は、そんな状況に退屈してい ました。こんなもので命を懸けた対等の戦いが できるならと、魔王は大事な一族の宝を、あっさり と勇者へ取らせてしまいました。
51代目の魔王にとって、一族の至宝はつまらない 宝物だったのです。 08/27/2003
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カエルのフロークは、他のキャラクター達と違い、 最初は水の妖精のアプリコット姫とは距離を置いて いました。それが、アプリコット姫→アプリコット→ アプリ、と徐々に呼称が変わって行くんです。 その様が好きでした。
作中では、「太陽の指輪」を探して旅をしていた(はずな)んですが、その指輪が、物凄くスケールの大きいものだった事に、子供心に感動した覚えがあります。この絵じゃ分り辛いけど…。 08/06/2003
行けと言われて向かった先の遺跡。 そこでいきなりのお出迎え。 どうやら、歓迎されてはいないようです…。 07/29/2003
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つかまえた雲は、良い椅子になります。ちょっと工夫すれば、お砂糖代わりにもなるのです。ただし、それが出来るのは満月の夜だけ。他の日にお茶とまぜると、とても辛いから要注意。 07/21/2003